ニュージョージア島の戦い -1


 

 一式陸上攻撃機三四型。
 「一式陸攻」と呼ばれる機体は日本海軍が誇る長距離攻撃機で、緒戦の進撃を支えた殊勲機である。しかし、その防弾性の低さから「ワンショットライター」とも呼ばれた。
 さらに欧米の同サイズ爆撃機と比べて爆弾搭載量が少なく、戦略爆撃には向かない機体だった。

 だが、これはコンセプトの違いである。
 一式陸攻と前級の九六陸攻の目的は陸上から遠距離にいる敵艦隊を雷撃するための機体だ。
 このため、爆弾搭載量ではなく、魚雷を搭載しての低空安定性などが求められた。
 しかし、先述の防弾性の低さと長距離攻撃時は戦闘機が随伴できないことも相まって、出撃のたびに大損害を出している。
 搭乗する人員も多いこともあり、一日で100名を超える戦死者を出すこともよくあった。
 このため、制式化以降に防弾性向上に着手し、二二型では防弾装甲を追加する。そして、今回の主題である三四型では、代名詞とも言えた翼内燃料タンクを廃止した。
 さらに胴体燃料タンクも縮小する。
 結果、航続距離が大きく低下するが、生存性は著しく向上したと判断された。

 三四型は"1943年1月"に制式化され、1943年6月には最前線である南方戦線にも投入された。
 このため、1943年7月2日に最前線であるレンドバ島上空を飛行する一式陸攻も最新鋭の三四型である。
 しかし、その作戦行動は敵艦隊への雷撃ではなく、敵砲兵陣地への夜間爆撃だった。






ニュージョージア島の戦い -1 scene

「―――コロンパンガラ島の灯火確認」
「ムンダの灯火も確認しました!」

 1943年7月1日深夜、レンドバ島北西上空。
 ここに一式陸攻三四型20機が高度8,000mの高さを飛行していた。

「了解。―――となると、レンドバ島はあの辺りか・・・・」

 視線の先はニュージョージア島ムンダ飛行場の南方だ。
 そこに上陸した連合軍は灯火管制を実施しているのか、暗闇が広がっている。

(敵さんも、こっちの動きは把握しているってか?)

 上陸部隊を派遣した輸送船団やその護衛を務める駆逐艦は近海を遊弋しているだろう。
 彼らが持つ対空電探には一式陸攻のエコーがはっきり映っているに違いない。

(照明弾を投下する機体を狙い撃とうとしているのだろうな)

 夜間爆撃の際、少しでも目標近くに爆撃するため、照明弾を搭載した機体が先行する。
 それを落とされると、爆撃担当は当てずっぽうの爆撃しかできないのだ。

「だが―――」

 操縦桿を握る爆撃隊の隊長――松野颯太大尉は唇を舐め、視線の先に生じた変化に笑みを浮かべた。

「レンドバ島より灯火確認」
「ヨシヨシ、こっちも見える。ちょうど3点だ」

 レンドバ島内陸部に灯った3つの光。
 それとムンダを繋いだ四角形の中に爆撃目標がある。そして、事前に聞いていたムンダ灯火位置と敵上陸点との距離も聞いている。
 これだけ分かれば、視覚情報と航法から爆撃点は絞り込めた。

「一番より全機へ。島南方より爆撃する」

 隊内無線で命じ、念のために機体を振った後に進路を変える。
 夜間の暗闇を考慮した機体灯を確認した後続も方向転換していく。
 機体レーダーが搭載されていない航空機が編隊で夜間飛行できる。
 それ自体が練度の高さを示していた。

(艦隊攻撃ができずとも、戦える場所はある)

 松野は心の中でそう呟く。
 一式陸攻による夜間爆撃はこうした高度な技術の下で実施されていた。




「―――敵編隊進路変更」
「・・・・届かんな・・・・」

 対空レーダー監視員が報告した。
 それを聞き、日本軍の夜間爆撃を探知したレンドバ島上陸部隊の支援艦隊に属する駆逐艦の夜戦艦橋で艦長が呟く。
 彼が乗る駆逐艦は「グフィン」は僚艦と共に灯火管制を敷き、敵編隊が上空を通り過ぎるのを待っていた。
 爆撃のために速度・高度を落とすところを狙い撃ちにしようとしたのである。しかし、敵編隊が進路を変更したことで、対空砲の砲撃が不可能となった。

「敵は南側から爆撃すると思われます」
「砲術長」
「ハッ」

 砲塔の回転を命じる。
 爆撃は阻止できないかもしれないが、爆弾投下後の敵編隊を捉えることができるであろう。

「しかし、敵はどうやってこちらの上陸地点を爆撃するのでしょうか」
「・・・・分からん」

 副官の疑問は艦長自身も持っていたことだ。
 レーダーでは先行する機体は確認できなかった。
 「グフィン」の艦橋からは地形に阻まれて内陸で灯される明かりに気づけない。
 そもそも上陸部隊は内陸に日本軍がいることに気が付いてもいなかった。
 日本軍は上陸部隊に攻撃を仕掛けていないのだ。
 上陸部隊も地雷の存在を考慮し、不注意に安全地帯から出ることに二の足を踏んでいた。
 さらにジャングルに阻まれて内陸進出を諦めざるを得なかったのだ。

「とにかくレーダーを確認しながら対空射撃を実施するぞ」
「ハッ。カウントダウンします」

 レーダー監視員が敬礼して答える。

「砲術長、彼の合図とともに対空射撃開始だ」
「ハッ。―――聞いたな、野郎ども。ジャップの羽虫を叩き落とすぞ」


 この時、支援艦隊の誰もが上空に意識を向けていた。
 徐々に大きくなるプロペラ音と波の音だけ。



―――誰も、海中のことは気にしていなかった。



「―――投下!」

 一式陸攻から六〇番が次々と投下された。

「撃て!」

 射程に入った航空編隊へ向けて、駆逐艦隊が一斉に射撃が始まる。

「急速反転!」

 身軽になった一式陸攻が急旋回を実施する。
 一瞬遅れて一式陸攻が直進していたら到達していたであろう空域で爆発が起きた。

「退避退避! こんなところで落とされてたまるか!」

 爆炎に照らし出された一式陸攻が速度を上げる。
 そんな一式陸攻を追うように駆逐艦の対空砲が旋回する。しかし、その1隻の右舷に高々と水柱が屹立した。
 そして、腹に響く爆音が周囲に響く中、その駆逐艦が傾いていく。

「何!? 魚雷だと!?」

 対空射撃のために洋上で停止していた駆逐艦「グフィン」の横腹に突き込まれた魚雷は機関室と艦底を大きく破壊した。
 僚艦の惨状を見て射撃を止めた駆逐艦。
 それを見て胸を撫で下ろしながら攻撃隊は帰路につく。

「いい獲物だったぜ」

 狭苦しい艇内で艇長が呟いた。
 暗闇で対空砲を撃ち上げる駆逐艦は目立つ。
 洋上に停止し、対潜警戒も疎かであればなおのこと。

「さて、ヨチヨチと帰るぞ」
「はい」

 生き残った駆逐艦たちが水深の深い位置に爆雷を投下するのを横目に、特殊潜水艇は浅い海岸沿いの砂浜に腹をこするようにしながら動き出す。
 米軍の爆雷攻撃は空振りに終わり、駆逐艦「グフィン」が撃沈され、陸揚げしたばかりの重砲が損害を受けた。

 ニュージョージア島攻防戦の前哨戦は日本軍が戦術的点数を稼いでいた。




(―――ま、それも緒戦だけでしょうね)
 1943年7月2日、トラック諸島。
 ここで嘉斗は前線の戦況を確認していた。
 とはいえ、今いるのは幕僚が集まる司令室ではない。
 司令室にいる情報員の高遠を通して聞いていた。

『して、いつ出撃するかだが―――』
「おっと、聞き漏らさないようにしないと」

 司会を務めていた第三艦隊参謀長・山田定義の言葉を受け、嘉斗は意識を集中した。




「―――して、いつ出撃するかだが・・・・」

 山田海軍少将が言葉を発しつつ、視線を源田実海軍中佐に向けた。

「ハッ」

 視線を受けた源田は敬礼しながら立ち上がる。
 彼の立場は海軍の作戦を担当する軍令部第一部第一課の人間であり、大本営海軍参謀だ。
 一大作戦である今回は第三艦隊司令部に間借りしていた。

「連合軍はソロモンおよびニューギニアにて同時侵攻を開始しましたが、ニューギニア方面は陸軍に任せ、海軍はソロモン方面に集中します」

 現地艦隊である第八艦隊も、基本的にはソロモン戦線に投入する。

「レンドバ島およびニュージョージア島上空で敵の艦載機も確認されており、周辺に空母艦隊が遊弋していることは確実です」
「だが、その機数は少ないというではないか。我らが一気に押し出すのはダメなのか?」

 参謀のひとりが発言した。
 敵が少ない内に討つのは定石と言える。

「本当に敵は少ないのか?」
「え?」

 源田が視線を向けると、その参謀は頬を引きつらせた。

(っと、威嚇してはいかんな)

「その辺りの情報は第三部が整理しているだろう」

 源田は第三部から来た高遠という中佐に視線を向ける。

「はい。それでは、えー、引き継ぎます」

 民間出身の技官らしく、軍人とは異なる口調で発言した。

「連合軍の各主要拠点での通信量、洋上での発信などを解析した結果―――」

 高遠は書類から顔を上げ、周囲を見渡してから言った。

「敵戦艦および空母の主力艦隊がソロモンへ進出しているのは確実です」

 ガダルカナル島周辺の陸上航空隊による攻撃も受けているが、レンドバ島とニュージョージア島上空では艦載機が確認されている。しかし、その数が少ないので空母2隻程度ではないかと前線から報告を受けていた。
 しかし、主に通信から得られる情報ではそれ以上の、敵の主力と言っていい戦力が展開しているはずなのだ。

「当然、ここ1週間は無線封止のために通信はありませんが、逆に言えば作戦行動中である証拠と言えます」
「米海軍が保有する空母は大型空母『エンタープライズ』に、新鋭のエセックス級空母3隻、小型空母として「レンジャー」、「プリンストン」がいると思われます」

 源田が敵戦力の予想を引き継ぐ。

「運用航空機は450~500機になるでしょう」
「あと、未確認ですが、英海軍の呼び出し符号も確認されています」

 書類をめくりながら言った高遠は予想される英海軍空母を口にした。

「『ヴィクトリアス』が来ているかもしれません」

 空母「ヴィクトリアス」。
 イラストリアス級航空母艦の2番艦であり、装甲空母としても有名だ。

「30~50機の中型空母だったか」
「はい」

 第三艦隊司令官である小沢治三郎海軍中将の問いに端的に答えた。

「となると、敵は最低でも500機近い航空戦力持ち、その内、100機程度しか前線に姿を見せていない、か」
「罠、ですな」

 小沢の呟きに山田が言う。
 それに小沢も頷いた。

「我々が小勢と侮って出ていった横腹を衝くつもりだろう」

 だいぶ差は縮まったとはいえ、日本海軍の第三艦隊(空母部隊)は米海軍よりも強力だ。

 一航戦(「翔鶴」、「瑞鶴」)180機。
 二航戦(「飛龍」、「雲龍」)150機。
 三航戦(「瑞鳳」、「龍鳳」)60機。
 五航戦(「勢鳳」、「向鳳」)180機。
 計570機。

「ソロモン海域には他に護衛空母艦隊が出てくるかもしれません」
「それはこちらも第二航空艦隊がいるからな」

 通称である第二航空艦隊は準正規空母である改造空母が5隻おり、おおよそ230機がパラオにて補給中だった。
 なお、空母「飛鷹」は6月10日に潜水艦によって雷撃されて大破している。

「となると、我々第三艦隊は敵空母部隊を発見し、撃滅する必要があるな」

 山田はそう呟くと、小沢に向き直った。

「航海に敵空母部隊の予想展開海域を検討させます」

 日本海軍がニュージョージア島の援護ができる海域に対して、奇襲的に攻撃できる海域に展開しているはずだ。
 それが分かれば、潜水艦などで動向を把握し、逆に奇襲をかけることができる。

「それはやっていただきたいが、作戦自体は当初の通りでお願いしたい」

 源田は強い視線を小沢に向けた。

「ここで確実に空母艦隊を叩かなければ、これ以降は劣勢になりますので」

 当初の作戦とは、待機である。
 第三艦隊の航空隊は練度不足であり、一定の練度が確保できるまで1週間はかかる見通しだからだ。
 しかし、地上戦の1週間は戦局が大きく変わるには十分な時間である。

「・・・・ニュージョージア島で戦う味方を見殺しにしろと?」
「そうは言いません。あの島は無防備に襲われたガダルカナル島とは違います」

 飛行場のみで、防御施設に何もなかったガダルカナル島とは違い、ニュージョージア島のムンダ飛行場周辺には陣地も構築されている。
 さらに陸軍本部から戦術指導も受け、万全の態勢で待ち構えていた。
 このため、現地の第八艦隊に対して、レンドバ島への攻撃要請も、増援部隊輸送のための護衛要請もない(※)。
 ※故にクラ湾夜戦は惹起せず、コロンパンガラ島沖海戦も勃発しない。
 尤も航空支援だけは矢継ぎ早に行われているが。

「現地は大発を用いてコロンパンガラ島守備隊をニュージョージア島に送り、代わりに海軍部隊をコロンパンガラ島に派遣しています」

 展開する陸軍は南東支隊と呼ばれ、佐々木登陸軍少将が指揮する。
 1942年6月1日時点で、隷下にはニュージョージア島に1個海上機動旅団、コロンパンガラ島に3個独立歩兵大隊がいた。
 しかし、連合軍の航空攻撃に反撃した6月20日以降に後方からコロンパンガラ島へ2個独立歩兵大隊を基幹とする増援部隊が送られた。
 6月30日のレンドバ島上陸を受け、佐々木少将はコロンパンガラ島から4個独立歩兵大隊を呼び寄せた。
 なお、海上機動旅団は3個海上機動大隊を主力とし、野戦砲や戦車の他に工兵や輜重兵も配備された、いわゆる混成旅団である。
 正規の独立混成旅団と違う点は戦車が配備されていることや野戦砲の多さだろう。
 これに海軍特別陸戦隊(太田実海軍少将指揮)が加わっていたが、連合軍の来攻が近いこともあり、撤退していた。

「師団ではありませんが、大盤振る舞いと言える配備です」

 ニュージョージア島に展開する南東支隊の戦力は1個海上機動旅団、4個独立歩兵大隊の約1万人。
 しかも、野戦砲や戦車を配備し、さらに機関銃や迫撃砲も豊富に揃えた大火力集団である。

(もしかしたら臨時編成の師団よりも強いかもしれんな)

 ニュージョージア島はガダルカナル島撤退を決めた時から準備してきた、決戦場のひとつである。
 ものの数日で落とされるほど日本歩兵は弱くない。

「だが、制空権は確保できるのか?」
「連合軍が我々を待つ中、その空母部隊の航空機は投入されないでしょう」

 ならば、連合軍作戦発動寸前に受けた空襲から戦力が回復していない連合軍陸上航空隊に引けを取るソロモン海域の基地航空隊ではないのだ。

「昼間は徹底した防空戦闘に特化し、上空で敵航空機を叩き落とします。そして、夜は陸上からの灯火誘導を基本とした夜間爆撃で陸兵を苦しめます」

 徹底的に敵上陸軍を痛めつける。

「痺れを切らし、近場の戦力に増援を求めた時が、我々の出番です」


 連合軍はニュージョージア島の日本軍を人質にして第三艦隊を釣り出そうとしている。しかし、その陸上戦に苦戦し、第三艦隊もなかなか出てこない。
 そうなれば連合軍は第三艦隊の撃滅を諦め、ニュージョージア島に空母艦隊を投入する。
 そこを第三艦隊が横から叩く。


 言えば易い作戦だが、その屋台骨を支えるのはニュージョージア島の陸軍だ。
 その奮戦が作戦の成否を握っていた。






「―――うまくいきましたね」

 嘉斗は作戦会議から帰ってきた高遠を迎えていた。
 上空では訓練に明け暮れる艦載機が飛び交っている。

「軍令部も源田を送り込むとは分かっていますね」
「初めは嘉斗様に勘づいたからかと思っていましたが、違いましたね」

 嘉斗たちは軍艦から降りて海岸沿いを歩いていた。
 湾内には主力艦隊が錨を降ろしており、湾外では対潜哨戒艇が忙しなく往復している。

「まあ、こうやって潜入するのは2回目ですからね」

 嘉斗は苦笑するが、高遠は無表情を貫いた。
 前回の第三次ソロモン海戦ではそのまま最前線に赴いたからだ。
 高遠の表情は、暗にその行動を非難していた。

「大丈夫。今回はここまでですよ」

 嘉斗は肩をすくめる。

「僕がここに来たのは、前線の暴走を治めるためですから」

 今回の作戦は自重が要求されるのだ。
 もし実戦部隊が暴走した場合、嘉斗の皇族としての立場で止めるのである。

「でも、源田殿の存在でそれも必要ないと?」
「ええ。第三艦隊の幕僚も源田には強く言えないでしょう」

 源田は真珠湾攻撃を成功させた名参謀であり、インド洋作戦でも辣腕を振るった。
 第一航空機動艦隊での最後の任務となったミッドウェー海戦では寝込んでいたため、敗北は彼の不在が原因とも言われていた。

(空前の規模となった第三次ソロモン海戦はともかく、ガダルカナル島撤退時にはすでに軍令部第一部員でしたからね)

 海戦以来、主要な戦闘では参謀として関わっていた源田が直々に提案している。

「そこに我々第三部の情報まで加われば、血気盛んな前線指揮官たちも踏みとどまるでしょう」

 第三艦隊が即応してニュージョージア島に向かっても、勝てる可能性はある。
 両軍が保有している航空機は拮抗しており、機体性能では日本海軍がまだ上と言えた。

(でも、引き分けだと困るんですよね・・・・)

 就役を始めた米海軍新型空母は1か月に1隻という驚異的なペースだ。
 ここで叩いておかなければ、1943年後半には戦力がひっくり返る。

「参考にするのはミッドウェー・・・・」

 ミッドウェー島攻略に集中した瞬間を衝かれたあの屈辱。

「攻守を逆転して再現して見せましょう」






 1943年7月4日深夜。
 連合軍はニュージョージア島に対して艦砲射撃を加え、先遣隊3000名をザナナへ上陸させた。
 日本軍が展開するムンダからは離れており、水際迎撃は行われなかったため、連合軍3000名は橋頭保を確保する。そして、続く7月5日の日中に増援の上陸が始まった。
 後の歴史家が「連合軍の楽観を打ち砕いた」と評するニュージョージア島の戦いが始まったのだった。









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