「銀杏の落葉」/一



 銀杏国。
 西海道・豊後国を本拠とし、この春までは四三万七〇〇〇石の石高を持つ大大名だった。
 しかし、虎熊宗国の肥後侵攻に呼応した日向攻めが転機となる。
 南九州の雄・龍鷹侯国と戦った高城川の戦いの結果、二万六〇〇〇を数えた侵攻軍は死者行方不明者(捕虜を含む)一万四〇〇〇という大打撃を受けた。
 龍鷹軍団の追撃は日向国延岡までだったので失った領地は外様の日向北部(神前氏)のみだったが、当主・冬峯刈典を含む一門衆、重臣が数多く討死している。
 これは豊後各地の権力者不在による統治力低下を招き、銀杏国の領地経営は危機に瀕していた。






冬峯律side

「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」

 鵬雲五年十月三日、豊後国府内城。
 ここに銀杏国の重臣が集まっていた。

「あぅ・・・・」
「しっ」

 上座に座すのは冬峯家当主・千若丸と彼を膝に抱える母親・律。
 律は先代・刈典の娘であり、虎熊宗国から婿入りした刈胤(行方不明)と婚姻。
 現当主の千若丸を生んだ。
 高城川の戦いでは父と夫を喪ったが、新当主となった幼い息子を盛り立てて必死に冬峯家を維持しようとしていた。

「まもなく、勝則様が参られます」

 部屋の外で膝をついた小姓が言うと、場の雰囲気は幾分和らぐ。
 代替わりした幼い当主に代わり、実質的に冬峯家を動かしているのは分家当主である冬峯勝則(杵築城主)なのだ。

「ただいま帰投いたしました」

 しばらくして現れた勝則は甲冑姿のまま広間の中央に座し、上座に座るふたりに頭を下げた。
 彼の後ろでは同じく出陣していた部将たちが同様の姿をしている。

「ご苦労でした」

 まだ五歳と幼い息子に代わって応じるのは律だ。

「して、首尾は?」
「上々・・・・と申したいところですが、また難題を放り込まれましたな」

 胡坐をかいて苦笑する勝則に疲労の色が見える。

「龍鷹軍団から返還された捕虜の中にまた当主や嫡男がおりまして、家督相続のやり直しが発生しそうな家が少なくとも四つはありそうです」

 その言葉に広間に集まった者たちもため息をついた。
 彼らもつい最近までその問題の当事者だったのだ。

「龍鷹侯国は当家の実情をよく分かっているのですね」

 律もため息をつき、千若丸の頭を撫でる。

 高城川や耳川で多くの戦死者を出した銀杏国が処理しなければならなかったのは、討死した当主の家督相続だ。
 だが、戦で一門衆丸々失われた家も多く、平時であれば領地替えで重要拠点の統治体制を維持するなどの手段を取る。しかし、あまりにも多くの人材を喪ったため、大事の配置換えは止め、とにかく家督相続を急いで権力の空白化を防いだのだ。
 主な者は以下の通りだ。


 冬峯家宗家:刈典討死→刈胤(婿養子)生死不明→嫡男・千若丸(母:律が後見人)
 日出冬峯家:利春討死→利邦(嫡男)
 竹田須藤家:利輝討死→千徳丸(嫡男、幼少故に冬峯利邦が後見人)
 臼杵田中家:勝幸討死→信幸(弟、出家していたが還俗させる)
 佐伯大塩家:佳通討死→佳秋(嫡流断絶、女系親類)
 由布梅津家:正典討死→二男とも討死→係争中


 出陣した部将の中で戦場から遠く離れた延岡で兵站を担当していた勝則だけ生還していた。
 それ以外の軍団を構成し、かつ地方を治めていた家々が軒並み当主を喪い、内政は混乱だ。
 当主の役目である裁定案件も減る気配がない。
 統治不足は村落間の軋轢にまで及んでおり、ここ数ヶ月で九件の武装蜂起が起きていた。


「今回は何人返ってきましたか?」

 銀杏国の領地経営を麻痺させている要因のひとつの断続的な龍鷹侯国による捕虜解放がある。
 龍鷹侯国は約六〇〇〇名の捕虜がいると言っており、これまでに二〇〇〇名が解放されて帰国していた。
 労働力となる男手の帰還はうれしいが、せっかく家督相続を終えた家に帰ってくる一門衆は新たな火種となっている。

「今回は一〇〇〇ですな」
「ずいぶん多いのですね」

 律は目を大きく開いて驚いて見せた。
 これまでは三〇〇前後が多かっただけに、その変化は気になるところだ。

「捕虜を抱えているのも負担になりますからな」

 勝則は小姓が持ってきた水を口に含む。

「それで今回の要求は?」
「前回と変わらず、『虎熊宗国と手切れし、龍鷹軍団に属して豊前へ侵攻せよ』です」
「到底受け入れられませんね」

 事実上の降伏、属国化勧告だ。
 これまでの肥後阿蘇郡、日向臼杵郡に対する納税権の放棄とは異なる。
 因みにこの納税権の放棄の結果、延岡神前氏は建前上独立し、その後に龍鷹侯国に降伏したため、両国の国境は一気に北上して日豊境となっていた。
 捕虜解放には両者とも兵を出して一触即発の中で行われる。
 今のところ一度も衝突は起きていないが、この交渉が終わらない限り、両国の間に講和が結ばれることはないだろう。

「―――父上」

 勝則の後ろに控え、黙って話を聞いていた青年が勝則に声をかける。
 発言から分かる通り、彼――勝信は勝則の息子であり、貴重な高級部将候補だった。

「あの事をお話ししなくてもよろしいので?」
「・・・・お前、ここでそれを言っては話さなければならないだろう」
「隠すと後々のことにならないと判断しましたので」
「お前という奴は・・・・」

 勝則は確信犯な息子にため息をつき、律に向き直る。

「確かな情報ではありませんが・・・・・・・・」

 一度言葉を切って律の表情を窺った。

「「?」」

 律と千若丸が首を傾げる。

「解放された捕虜が言うには、捕虜の中に若様を見たと」
「―――っ!?」

 その言葉の意味を理解した場に衝撃が走った。
 「若様」とは刈胤のことだ。

(生きて・・・・いる・・・・?)

 律は思わず千若丸を抱きしめる。
 先代・刈典については、戦後の遺体処理で発見され、丁重に弔われた後に遺体が帰還していた。
 しかし、刈胤については高城川近辺で戦い、敗北したことは確認されているが、討ち取られたのか、逃げ延びたのか、捕虜となっているのかは判明していない。

「その目撃者は何者か?」
「若様の陣中にあり、本陣詰めの中間であったとのこと」
「つまり、刈胤様の御顔をよく知っていると」
「そうなります」

(見間違いの可能性は低い・・・・)

 するとどうなるのか。
 当主代行とも言える律が思考に沈む。

(龍鷹侯国が刈胤様の価値に気付いていないわけがない)

 刈典亡き後、本来ならば家督を継いでいた者だ。
 彼がいないのでその嫡男である千若丸が当主となった。しかし、千若丸では領地経営はできない。
 律や勝則が頑張っているが、当主権力の空白化は領地混乱の長期化の要因となっている。

(捕虜の順次解放もあり、龍鷹侯国の狙いは当家の混乱を長引かせることだとして間違いない)

 おまけに刈胤は虎熊宗国出身である。
 銀杏国を虎熊宗国から離反させたい龍鷹侯国は彼の返還に容易に応じるわけがない。

(でも、銀杏国が虎熊宗国から離反できない理由はそれだけではない)

 現当主・千若丸も虎熊宗国の血を継いでいる。
 彼が当主である以上、虎熊宗国からの支援は絶対となる。
 国力の落ちた銀杏国がそれを放棄することはありえない。

(そんな銀杏国が龍鷹侯国側に立つとすれば、何が起きればよいの・・・・・・・・・・・・・・・・)

 律は思わず顔を上げ、居並ぶ諸将を見遣った。

(虎熊宗国の流れを汲む千若丸を廃し、新たな当主を立てること)

 千若丸を廃し、現嫡流を滅ぼせば、銀杏国=冬峯氏は滅ぶのか。
 答えは否だ。
 冬峯氏は長い治世の中、多くの分家を輩出している。
 未だ冬峯の名前を許されているのは日出冬峯氏と杵築冬峯氏だが、それ以外にも名字を変えた分家が存在する。
 これらが合議制で領国経営していたのが銀杏国なのだ。
 嫡流が途絶えても彼らから力のある者が当主に座れば問題ない。

(龍鷹侯国としては、こちらの調略をかけて転覆を狙っているのかしら・・・・)

 事実、領内には現政権に対する不満が燻っている。
 誰かが反乱に動けば燃え広がりそうな状況だ。

(でも、ここで刈胤様の生存を漏らす意味が分からない・・・・)

 刈胤不在で銀杏国を継いだのが有力一門衆だった場合、御家騒動は必至だ。しかし、後を継いだのは判断能力に乏しい嫡流の幼子。

「律様?」
「・・・・ハッ」

 思考に沈んでいた律を現実に引き戻したのは勝則だ。

「お疲れなのでは?」
「疲れているのは否定しませんが、休んでもいられないでしょう?」

 それに律はこの大分から動いていない。
 現場に赴き、事態収拾に当たるのは家臣たちである。

「とにかく、日向口を抑えるために部隊の移動と城塞の改修を行いたいと思います」
「ええ、それが一番です。佐伯、臼杵を中心に防御を固めてください」

 勝則は律の言葉に頷き、指示を出すために立ち上がった。
 それに続き、部屋にいた主だった者たちも立ち上がる。
 今、銀杏国を支えているのは数少ない重臣――冬峯勝則だ。
 彼の号令が銀杏国を動かすと言っても過言はない。

(もしかして・・・・)

 今の銀杏国の実質指揮者である勝則は、刈胤が戻ってきても重臣の位置には君臨するだろう。だが、今よりも権力が低下することは否めない。

(龍鷹侯国の狙いは冬峯嫡流と杵築系との乖離・・・・?)

 刈胤生存の望みがあれば当然嫡流としてはその奪還に傾く。
 そうなれば権力の弱体化を嫌う勝則が蜂起する可能性がある。
 これが本当に起きれば銀杏国は終わりだ。
 龍鷹侯国は刈胤を旗頭にし、謀反人・勝則を討つために豊後へ侵攻。

(勝則殿を排除できたとしても、要求されるのは大幅な領土割譲と属国化・・・・)

 それは冬峯氏としての命脈を保つだけで、銀杏国としては滅亡を意味する。

(それだけは・・・・ッ)

「ははうえ・・・・?」

 抱く力が強まったのを感じたのか、千若丸が心配そうに律を見上げてきた。

「どこかいたい、ですか?」
「あ・・・・」

 小さな手が彼女の頬を撫で、強張った筋肉をほぐそうとする。

「大丈夫」

 ふっと力の抜けた笑みを浮かべ、幼子の手を取った。そして、頬ずりをして抱きしめる。
 突然の行動に驚きの感情が籠った声が漏れたが、すぐに千若丸は声を上げて笑った。

(何があってもこの子だけは守り切る)

 決意を新たに温かい体温を感じる。

(そう、"何をしても")

 息子の視線から逃れた彼女の眼はゾッとするほど冷たかった。






鷹郷忠流side
「―――はい?」

 同日、薩摩国鹿児島城。
 龍鷹侯国の本城であるこの城の本丸御殿で、その主たる鷹郷侍従忠流は間抜けな声と共に畳に転がった。
 脇息に体重を預けたのだが、その脇息が畳の上を滑って体が投げ出されたのだ。
 「ぐべっ」と汚らしい声が上がったのは、彼に体重を預けていた皇女・昶の頭が転んだ拍子に彼の脇腹に激突したからだろう。

「もう一回言いましょうか?」
「・・・・ぐくっ。・・・・それより心配してくれないのか?」
「しません」

 主の言葉をにべもなく却下したのは側近である御武幸盛だ。
 龍鷹侯国の行政機関・中務省で少輔の地位にある。
 たいそうな役割だが、幸盛曰く、「ただの御守です」とのこと。

「しかし、その数は随分と寂しいな」

 「お前も流すのかよ」とツッコミを受けたが、鳴海陸軍卿直武は続ける。

「先の大侵攻の時はもっと集められただろう? 確かに決戦を二度も行ったので損害も大きいが」
「そうだそうだ! 遠征軍の規模が二万五〇〇〇が限界とはどういうことだ!」
「正直、留守のことを考えると二万で抑えた方が良いと思いますけど」

 寝転がったままジタバタとする忠流に冷たい視線を向けた後、幸盛は視線を御武民部卿昌盛(幸盛の祖父)に向けた。

「ここからは僕の職権を越えますので・・・・」
「分かった、預かろう」

 昌盛は従者に命じ、龍鷹侯国の地図を広げさせる。そして、指示棒を持って立ち上がった。

「高城川の戦いの追撃の結果、我々は日向一国を支配下に置いた」

 その結果、龍鷹侯国は表石八四万石、実石は一一二万四〇〇〇石という大大名になっている。

「しかし、石高はともかく人口的な問題が発生している」
「人口?」
「龍鷹侯国は石高の割に人口が少なく、画一的な石高当たりの動員に対する影響は他国より大きい」

 忠流はこの説明に首を傾げた。

「だが、これまでは問題がなかっただろう?」
「それは防衛戦が主だったからですの」

 これまでの龍鷹軍団の戦いは領国内か隣接地域だった。
 移動距離が短く、兵站に与える影響も少ない。
 何より動員日数が短く、影響が顕在化する前に兵たちは農村に帰還していた。

「侵攻とでは勝手が違う、か・・・・」

 薩摩国鹿児島と豊後国大分(府内)の距離は経路にもよるが、おおよそ八〇里(約300km)近い。
 単純な行軍でも十日以上かかり、動員・往路・戦闘・帰路・解散までに数か月かかるだろう。
 それほどの期間、貴重な男手を手放せるほど、各村落に余裕がないのだ。

「このため、各村落が疲弊しない程度に抑えた動員となります」

 これが石高当たりの動員ではなく、人口当たりの動員になる所以だ。

「これは各地の守備隊も考慮しなければならないので、単純な石高に対する動員数より確実に遠征軍は少なくなります」

 農業生産力を示す表石での動員数は三五〇人/万石で計算した場合、公式には二万九〇〇〇人となる。
 経済力を示す実石では同様の動員比率で三万九〇〇〇となっていた。
 これは食糧や武具を準備する経済力があることを示している。だが、それはあくまで財力で算出した場合だった。

「仮に三万九〇〇〇を動員した場合、龍鷹侯国の生産活動はほぼ停滞しますの」

 「いやぁ、困った困った」と頭をかく昌盛。

「・・・・・・・・・・・・その人口的なつり合い、無理のない動員数が二万五〇〇〇だと?」
「正確に言うと二万六〇〇〇じゃが、まあ、そんなもんです」

 昌盛の答えに忠流は考え込む。

「これからは石高当たりの動員を"三〇〇"と見るべきか」
「これまでと同じように浪人衆を動員するのは難しいですからね」

 浪人と言えば聞こえはいいが、どこの村落にも属していない、非戸籍者だ。
 村落の逃亡者や滅亡した大名家の縁者が多い。
 だが、ここ数年の内政の結果、彼らの数は"村"に所属するようになって減少した。
 これは生産力の向上と税収増を招いたが、金で雇える兵は減少したことになる。

「他国出身者の浪人衆もいましたが、さすがに一〇〇〇や二〇〇〇ではないですから」

 龍鷹侯国が内乱に陥った時、稼ぎ時とばかりに他国者が浪人として集まっていた。
 新政権となった忠流はそれを財力で雇い入れたが、その流れは続くものではない。そして、その浪人衆も続く戦闘で数を減らしていた。
 無理な作戦に投入したわけではないが、使いやすい忠流直轄の旗本衆に加えていたため、戦闘機会は多い。
 さらに加勢川の戦いで多くの被害を受けた。
 勲功に焦る彼らは、その欲求を解放された結果、必要以上に前に出て死傷したのである。

(ま、この浪人衆のおかげでこれまで戦が続いても村落人口に影響しなかったんだけどな)

 忠流は改めて脇息に体を預けて思った。

(ただ、浪人こそ遠征で役に立つというのに・・・・)

 村落に縛られず、手柄を立てたがる浪人が一番張り切るのは侵略戦争である。
 土地や金銭を得る機会が多いからだ。

「ま、兵がいないんじゃ仕方ないな」

 忠流は嘆息した。
 無理に動員してはせっかく内乱の傷から癒えた国内が疲弊する。

「そうじゃな。まあ、貴様が仕事すればいいだけじゃろ」
「それしかできないからやるしかありませんね」
「お前ら・・・・」

 昶と紗姫を睨むが、彼女たちは素知らぬ顔だ。

(分かってはいるけど・・・・)

 成長してマシになったとはいえ、忠流の体は病弱だ。
 元々、身に宿す霊力が体の容量よりも大きいことが原因で、成長すればその容量も増えてマシになるはずだった。
 だが、<龍鷹>の継承者になったことにより、さらに抱える霊力が増えている。
 結果、万全になることなく、体の成長は止まりつつあった。

(遠征の不安は俺の体だな)

 遠征となれば長期間となり、その間に満足な休息が取れるとは限らない。
 ならば鹿児島に残るかという選択肢もあるが、戦場が遠く離れているので、その制御が難しい。
 結局は総大将として出陣し、戦場近くで戦役全体を統括するしかない。

(ただ敵主力との決戦地から離れると・・・・)

 遠征軍主力部隊と忠流の護衛部隊で戦力を二分し、戦役全体の意思決定の遅れから決戦に致命的な判断ミスを犯しかねない。
 これを犯したのが高城川の戦いにおける銀杏軍団であり、間接的な敗因と言えた。

(となれば俺が主力軍に同行する必要があるが・・・・)

 過酷な戦闘の日々を過ごせるかの自信がない。

「侵攻計画を綿密に作らないとなぁ」
「がんばれ」

 「ふんすっ」と鼻息荒く両拳を握りしめる紗姫。

「言葉と態度が一致していないぞ」

 昶の尤もなツッコミに頷きつつ、忠流は心の中で思った。

(戦略に関わらせるわけないだろ)

 紗姫と昶は"鈴の音"の最重要容疑者だ。
 前回は彼女の能力を戦略に利用することで勝利を得た。
 それを分かっている彼女が戦略に関わりたいと思っているはず。
 だが、そう簡単に関わらせるわけがない。

「あー、頭痛い」

 悩ましいことが多い。

「ええ!? 大変です、氷水を用意しましょう、弥太郎!」
「おっしゃ、ぶっかければいいわけだな!」
「死ぬわ!」

 忠流の言葉を真に受けた加納忠猛とそれにとんちんかんな反応を返す長井忠勝。
 残念な(?)小姓にツッコミを入れ、本当に発生した頭痛にこめかみを抑えた。










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