炎獄
(えんごく) |
基本的には不燃の炎であり、周囲に<火>を集めて索敵能力を高めるもの。また、自分より感応力の低い術者にも大量の精霊を供給できるという利点もある。限定された戦場における索敵――戦場把握に主眼を置く。 |
劫火繚乱
(ごうかりょうらん) |
無差別攻撃を目的とする術式。無数の火球が跳ね回り、戦場を席巻する。屋内戦闘に向くが、集団戦闘には不向き。分家レベルでは発動に数人がかりという大規模術式である。 |
遺影火陣
(いえいかじん) |
仕掛けた場所を中心に熱源探知。仕掛ける場所・範囲も術者の裁量次第故、確実性はない。維持に多大な"気"を擁し、探知と言うよりも敵がどこまで来たかを知らせるものに近い。 |
火幹流
(かかんりゅう) |
とある一点を中心にその周りに<火>を配置する。そして、術者の合図で一斉にその一点に<火>が集中し、一種の火柱と化す。構成が難しく癖のある術式。 |
燬熾灼凰
(きししゃくおう) |
炎術具現型最強術式。炎術を統べる熾条宗家直系術者でも顕現が難しい、まさに伝家の宝刀。ただし、その破壊力故に場所を選び、精神疲労も馬鹿にならないので『最終決戦用』と頭につく厄介な代物である。 |
燦燬玖龍
(さんきくりゅう) |
攻撃型に属し、無差別攻撃術式では最強。本来は大人数で構成する、対軍術式であり、単独で行使する術式ではない。 |
陣火穿孔
(じんかせんこう) |
一点突破の貫通力に優れた術式。膨大な熱量を極細にして射出する。精神力が必要であり、術者の状態によって威力にばらつきが出る。 |