開戦経緯 |
龍鷹軍団主力軍が佐敷城を囲んだところ、聖炎軍団主力軍が佐敷川北岸に到着。電撃作戦が阻止された。「決戦回避」を掲げる忠流は、交渉によって両軍を退かせるべく火雲親家と面会する。そして、和議を約した時、鈴の音によって足軽衆が暴走、両軍が激突した。 |
戦闘経緯 |
武者衆の言うことを聞かずに、勝手に進軍を始めた足軽衆を統率することを、従流は早々に諦めた。統率できる武者衆を集結させ、足軽に囲まれて混乱する敵武者衆にけしかけることで戦況を打破しようと考え、実際にこれを実行する。また、佐敷城でも攻防戦が始まっており、城主・太田貴久は城の防御機能を生かせぬまま、乱入した旗本衆によって討ち取られた。
異常事態により、両軍首脳は戦場を離脱、日が落ちて足軽衆が正気に戻ると、これ以上の戦いに益はないと判断した現場指揮官によって、停戦された。 |
戦争への影響 |
両軍に甚大な被害を与えたが、戦場を最後まで保持し、佐敷城を確保した龍鷹侯国の勝利となる。しかし、龍鷹侯国は落とした佐敷城、津奈木城の領国経営と水俣城包囲という、長い半戦時状態を余儀なくされた。
対する聖炎国は天草諸島と領国南部を失い、人吉城が孤立する。さらに立て続けにショックを受けた火雲親家が病に倒れる。ここに火雲親晴派と火雲珠希派の萌芽が見え、外征どころではなくなった。 |