2.5. 損害
2.5.1. 鉄砲伝来前
2.5.2. 鉄砲伝来後
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太字を読めば要約可能
考察根拠は本文を参照
文末に引用・参考文献名も記載
近代軍隊において死傷者が五割を超えた時点で、壊滅という判定となる。 戦死者の三倍近くが負傷者となるため、近代軍隊においては12.5%の戦死率を記録した時、壊滅すると言うことになる。 戦国時代において、それほどの損害が出ることは稀だったが、それでも確実に犠牲者は存在する。 2.5.1. 鉄砲伝来前 主兵器が弓や槍であった時代、戦死率は、一割を超えることは稀だった。 また、戦死率に対する負傷率は12.4倍ほどであった(鈴木, 2021)。 2.5.2. 鉄砲伝来後 鉄砲伝来後、遠距離攻撃の威力が増大し、その後行われた白兵戦においても、手負いの死傷率が増加したことで犠牲者が増加する。また、戦死率に対する負傷率は3.3倍にまで跳ね上がった(鈴木, 2021)。 引用文献: 鈴木眞哉(2021):戦国合戦のリアル, 411-426 参考ホームページ: |